◆はじまり
今日じゃんぱらで中古のThinkpad X201iがだいぶお安くGetできた。
まあ、ユーザーによる非純正SSDへの換装がされていたり、
リカバリディスク作成不可と備考欄に書かれてたり、負のオーラが若干漂ってたからなのだけれども。
で、Service done = 1になってるんだろうくらいに思ってた「リカバリディスク作成不可」だけれど、
Service done = 0にしてもリカバリディスクが作成できない。
要は、上記に加えて、リカバリーイメージファイルが分割されているせいで作れない。
という状態になっているシロモノだった。
何度か経験してるけど、若干忘れかけてるので備忘録としてブログに書いておく。
人生初ブログの記事がこれか.......
◆対象機
今日じゃんぱらで買ってきた中古のThinkpad X201i
・ [Spec]
CPU : Core i3 330M 2.13Ghz
Mem : 2GB x 2 = 4GB
SSD : Crucial m4 SSD 256GB (前オーナーの換装)
LCD : 12.1in WXGA (1280 x 800) Normal
WiFi : Intel Advanced-N 6250 AGN + Wimax
OS : Windows 7 Professional 32bit
外観 : 微スレ有りの中古美品程度
価格 : JPY 32,800
その他 : HDD 250GB ⇒ SSD256GBに換装済
初期HDDは付属せず
リカバリディスク作成不可の記載あり
◆現象
■現象 .1
⇒ 「作成が許可されているデータ・メディアは1つのみです。」が表示されてウィザードが始まらない。
■原因
⇒ リカバリディスク作成済判定が有効になっている。
■対処法
⇒ リカバリーディスク作成済判定を、作成前に戻す。
⇒ やり方:
Q:\FactoryRecovery\service_done.ini 内の 1 → 0に。
これは、とても有名。
面倒なのが次の「作成できない」
■現象 .2
⇒ 「このプログラムで必要なファイルが見つかりません。」と表示されて、リカバリーディスクを作成するウィザードが終了する。
この状態でも、HDD内からのリカバリ DtoDリカバリは出来る。
下図.
■原因
⇒ 本来は1つのファイルで存在しているリカバリデータが、分割されてしまっている。
そのため、「Create Recovery Media」プログラムがリカバリデータを見つけられくなる。
現象が発生していると、こんな感じ.
cdrivebackup*.swm 達が分割されてるリカバリーデータ
ホントは多分、こんな感じ.
cdrivebackup.wim ってのが、結合されて1つになってるリカバリーデータ
■対処法
⇒ リカバリデータを結合してやって、元の状態に戻す。
ちなみに、wimとかswmが何ぞやってのは
ココ : ImageX と Windows イメージを操作する
⇒ やり方:
1. Q:\FactoryRecoveryフォルダを適当な場所(デスクトップとか)にまるごとコピーする。
2. ImageX.exe 実行ファイルを、「C:\Program Files (x86)\lenovo\Factory Recoveryフォルダから見つけてきて、適当な場所にコピーした「FactoryRecovery」フォルダの中にコピーする。
3. コマンドプロンプトを立ち上げて、FactoryRecoveryフォルダに移動し、以下のコマンドを入力してファイルを結合する。
imagex /ref cdrivebackup*.swm /check /export cdrivebackup.swm * cdrivebackup.wim "cdrivebackup"
4. 結合された「cdrivebackup.wim」がFactory Recoveryフォルダに出てくる。
5. 本家の「Q:FactoryRecovery」にある、分割されたcdrivebackup*.swm達を全部削除する。
5. 結合して出来た「cdrivebackup.wim」を「Q:\FactoryRecovery」フォルダにコピーする。
6. リカバリーディスクが作成できるようになりました。
◆参考サイト:
http://www.msfn.org/board/topic/89955-merge-swm-into-single-wim/